2015年03月23日

ずくや昌楽 驚愕のポークソテー


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野溝西の古びた飲食店街。

変わり者の店主ばかりが集まう石芝界隈でも一番ディープな一角。

私は『ずくや昌楽』でそれを発見しました。

まずはこれを見てください。

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世の中に異議あり、当店開発ダブル熟成でいざ勝負!

なんじゃこれは!挑発的な文言が並んでいますが

ポークソテーのメニューです。

つまり今流行りの長期熟成ではなく、

独自の短期熟成法で美味しく豚肉を食べる方法らしいのです。



かなり気にはなりましたが、食べようかどうしようか悩んでいたら

30歳くらいのお兄ちゃん(お客)がやってきて、

さらりと「P400で」とご注文。

P400とは400gですよ。そんな肉の塊を日常的に食べていいのでしょうか。

それもご飯・味噌汁・サラダ付でたった1000円…。

「ちゃんと人間が食べる食事だったんだあ」と感激してワタクシも便乗します。

しかし50オトコには半分の200gで十分。

マスターの話を聞くと

「豚肉は熟成しなければ旨くない。

それをある方法で短期熟成することに偶然気が付いた」そうです。

このマスターはお料理博士のような人で論理的に攻めてきます。

発見は常に偶然であるそうな。

そんな珍しい食べ物を僅か750円(200gの定食セット)でいただいていいのでしょうか?

というところで騒いでいたら問題のお料理がやってきました。

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でっかい肉の塊はたしかにボリューム満点で旨そうだ。

しかし白滝が…。わさびも…?

これをナイフ&フォークでいただきます。


ふむふむふむふむふむ。

例えていうとビーフステーキのような食感のポークソテーですな。

つまり肩ロースの塊ですがサクサク切れてガツガツ食えます。

それほど柔らかく熟成されています。かといって角煮ほど柔らかくはないので

ソテーらしさも残っていて、もちろん味も悪くない。

いやそれどころか旨い。

これはクセになるかもですな。調味料的には塩胡椒だけでもいいような。

しかし白滝はそう、すき焼きのアレの感覚ですな。

肉汁を吸っていて確かにウマい。存在を許します。

そして付け合せの半熟卵は塩を黄身に浸透させたという

「シオタマ」だそうでもう珍味の世界。

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やっぱりここのマスターは境界線上の天才ですな。

聞いてみると、それでもこの店の売りは「ずくやラーメン」だと仰る。

これも世界に二つとない激辛ラーメンだそうです。

実際、県外からも数多くのファンが食べにくる

辛い物好きには絶賛されるらーめんですが

そう私がこの店に来なくなったのは3年前

そのずくやラーメンの5辛に挑戦した後でした…。

私が来るべき店ではないと悟ってしまったのです。

カレーも麻婆もいつも1辛ですし。



しかしまあ、この店はユニークすぎて客が付いていけないのかも。

とにかくアメイジングなお店ですので

個性という点からは☆☆☆☆☆ですね。

食事に行ったというよりテーマパークに行ったというような

体験をしたい方はどうぞお試しください。

(マスターにいろいろ聞かないとその異色さが分からないかもしれません。)

それに「ある方法」は別に秘密ではないので教えてくれます。

(決してまずいという意味ではないです。念のため)

食べるのにエネルギーが必要なお店だということですな。

そう、マスターは何に挑戦しているのでしょうか?


マスターのお顔が見たい方はこちら




posted by ナカムラタケシ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ご飯の美味しい店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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