2013年06月15日

三城 大名町の蕎麦の名店


松本の蕎麦屋のなかでもひときわ異彩を放つのが「三城」です。

元々は美ヶ原の三城牧場の近くに店を出していたそうですが

なぜか東京・半蔵門に移り、政財界の大物が贔屓にしていたとか。

その後、松本にUターン。ここ大名町に店を構えました。


動画を撮ってYouTubeにアップしてみましたが編集がちょっと面倒です。今回はカットのみ。

場所は千歳橋から松本城に向かう大名町の通りの東側にあります。
大名町の井戸(湧水)の反対側ですね。

目立たないので僕も店を見つけるのに時間がかかりました。

シンプルな料亭風の造りで少々敷居が高い印象です。

品書きもなくて入店すると注文は自動的に2000円のもりそばのセットになります。

なんでも女将さんに風格がありすぎて若輩者はかしこまってしまうそうな。

僕も初めてなので常連さんに連れて行ってもらいました。

蕎麦の名店三城

店内は窓の全くない蔵造り風ですが空間を上手く使ってあるので

狭苦しい感じではありません。

セットには地酒の岩波の冷が入っています。
極辛口の地元にファンの多い酒です。
お酒を飲むか聞かれて飲まない人はお茶になります。

蕎麦の名店三城

今日の小鉢は蕨を茹でたもの。

蕎麦の名店三城

蕎麦は極太といっていいコシのある田舎風のもの。
やや色黒で、啜るというよりしっかり噛んで食べたい感じですが
喉越しも良くて、何か独特の風味があります。
何が入っているかいないのか、今回は聞けなかったので次回聞いてみます。

蕎麦の名店三城

麺が太いので写真だと少なく見えますがまずまずの量があります。
それでも追加を頼むと大皿で出てきたので取り分けていただきます。

蕎麦の名店三城

このあと蕎麦湯と一緒に漬物の盛り合わせと
デザート代わりの豆の煮たものがでました。

蕎麦の名店三城


落ち着いて美味しい蕎麦を食べられるという意味で
雰囲気混みで楽しめる店です。

女将さんは別に怖くはありません(笑)。
ただ立派な方なので年長者に対する礼儀は必要かと思います。

日曜日を除く昼のみの営業です。




posted by ナカムラタケシ at 02:29 | Comment(4) | TrackBack(0) | 蕎麦・うどんのお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月23日

松本駅アルプス口の信州そばの穴場         威張らない蕎麦屋「いばらん亭」


今日は松本駅アルプス口(旧西口)にやってきました。

「いばらん亭」という蕎麦のおいしい店が目的です。

松本駅アルプス口

名前の由来は客に威張らない店ということらしいです。頑固親父の店を皮肉ってるのかも。

いばらん亭

ここは巾上という町名なんですが、そこの商店街の活性化のために組合で出したお店です。だから店頭で野菜なんかも売っています。

いばらん亭

店内はシンプルで普通の食堂のようなつくりです。

いばらん亭

お茶と一緒に山菜を添えた冷奴が出ます。最初からサービスいいですね。

いばらん亭

もり蕎麦は500円、大盛りでも750円の安さ。しかもデザート付(この日は甘夏と羊羹)です。
こんな蕎麦屋は他にありません。

いばらん亭 もりそば

肝心の蕎麦ですがこれが、なかなか美味しい二八蕎麦なんです。少々挽きぐるみも入っていて香りもありますが、くどくないのでスルスルといくらでも食べられそうです。腰も程よく強いです。さらにサービスで豆の煮たのやコーヒーまで出てこの値段でいいの?

いばらん亭 もりそば

もり蕎麦一枚とカレーライスのセットがあってそれも750円。松本駅近くで蕎麦を食べるならここは穴場的におすすめですね。商売抜きでやってる感じの店で、そんなに忙しくないのに地元のおばちゃんたちがいっぱいいてサービスしてくれます。

アルプス口信号

ただし、ここは昼(11時半〜14時)しかやっていないので時間を合わせないといけません。日曜・祝日もお休みです。場所はアルプス口を出て、駅前の信号まで少し歩けばその角にあります。メインのお城口(旧東口)と間違えないでくださいね。



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posted by ナカムラタケシ at 12:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蕎麦・うどんのお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月28日

女鳥羽川周辺散策〜田楽木曽屋で田楽と蕎麦を食す

連休2日目の今日は快晴。城下町散策は松本駅前からスタートします。

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暖かくなって外でビールを飲みたくなります。本町通りのオールドロックに行ってみましたが残念ながら外のテーブル席は塞がっていました。

結局、縄手のスヰトへ。テラス席が空いていたのでギネスとBLT(ベーコン・レタス・トマト)のホットサンドを注文。合わせて1100円也。

しばし連休の開放感に浸ります。

スヰトのBLTのホットサンド

縄手通りも普段の日曜日よりあわただしい感じで落ち着かないので女鳥羽川の少し上流に行ってみます。

女鳥羽川

上の写真は上流方面で浅間温泉方面から奥の山は女鳥羽川源流域の三才山です。

下の写真は下流方面で、左岸(右側)が縄手通り、右岸(左側)が中町に繋がります。そのあと美ヶ原から流れてくる薄川や高ボッチから流れてくる田川、奈良井から流れてくる奈良井川と合流していき、最後は上高地から流れてくる梓川に合流して犀川になります。

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女鳥羽川は元々松本城内の辺りを斜めに流れていたそうですが城下町建設のためと防衛ラインを強化するため、城下町を鍵型に囲むように流れを変えてしまったのだそうです。

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三才山から浅間大橋を通って北から南へ流れてきますが、清水橋辺りで90度の角度で曲がって西の千歳橋方面に向かっています。

清水橋

清水橋の右岸の少し入ったところに槻井泉という湧き水があって「清水」という地名の元にもなっています。

槻井の湧水

槻井泉には神社が祀られていて、傍らにある欅の老木は松本市の特別天然記念物に指定されています。

槻井神社

欅の葉の緑が鮮やかです。

槻井神社の欅の老木

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清水橋に戻って松本城内の方向に入っていくと、女鳥羽川が曲がっているために道はいつの間にか川と平行になっています。古い町名は「鍛冶町」で刀や鎧、鍋釜などを作っていたのでしょうか。古い石材店でおもしろい石材を見つけました。

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善哉酒造という造り酒屋もこの通りです。

善哉酒造

ここはお酒の試飲もさせて貰えるのですが、奥さんがいると漬物など出してもてなしてくれます。

店の横には善哉酒蔵の上級ブランド名にもなっている「女鳥羽の泉」があります。

女鳥羽の泉

→女鳥羽の泉


ここは地下30メートルまで掘り下げてあるので質が高い水が飲めます。松本市民や飲食店経営の方々など水を汲みに来る人が絶えない名水です。この先は裏町という昔日に栄えた繁華街があります。いまは見る影もないのですが、その外れの女鳥羽川近くにあるのが「田楽 木曽屋」という郷土料理のお店です。

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豆腐田楽、馬刺し、鯉、泥鰌、鰻などをだす明治20年から続く歴史のある料理屋です。現在の建物は20年ほど前に建てかえられたものですが、風格のある立派な建物ですね。

女鳥羽の泉

松本民芸家具を使っていて格子のパターンが美しく落ち着く城下町の雰囲気が残っています。

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まがい物ではなく太い梁を使った蔵造りです。

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下の写真は囲炉裏のあるウェイティングスペースです。広々していていいですね。

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掛時計は創業当時からのものでしょうか。

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民芸運動とのかかわりも大きいらしくて立派な陶器がいくつもあったり

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柳宗悦の書が飾ってあったりします。

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今日は看板の田楽と手打ちそばをいただくことにしました。

田楽木曽屋

田楽は甘辛の細長い豆腐田楽です。胡桃が入っているのか香ばしくて上品なものです。串が長くて盛り付けもきれい。山椒をかけて味の変化も楽しめます。単品のほか紫蘇ご飯などがついた定食もあります。

田楽木曽屋の田楽

田楽の5本セットは400円という安さで観光客も多い店なのですが、家族で良心的に経営されているようです。

手打ちそばも期待通り上品な蕎麦です。このあたりの標準的な蕎麦と比べると色は薄め。蕎麦粉は北海道産を使っているそうですが、」食べ飽きない美味しさがあります。蕎麦汁は松本らしく出汁は効いていますがやや甘口なので蕎麦をどっぷり浸けていただきます。地元の人はこういう食べ方が好きなのでしょう。僕も嫌いではありません。750円也。量もまずまずで楽しめました。

田楽木曽屋の手打ちそば

民芸運動にかかわっているからか、蕎麦の笊も美しく盛り付けできる上げ底になった凝ったものです。

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蕎麦湯を入れる容器は形の美しい小ぶりのヤカンです。冷めにくいのがいいかもしれません。

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90歳近いと思われるおばあちゃん(大女将)が今も現役で働いていて、そんなところも微笑ましい松本の名店のひとつですね。

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posted by ナカムラタケシ at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蕎麦・うどんのお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月20日

唐沢そば集落 その参 水舎

そろそろ唐沢そば集落に山菜が出てくる季節です。きょうは久しぶりに「水舎」に行って見ましょう。

そば集落の真ん中ぐらいに水舎の看板がありますがここは移転する前のお店。現在のお店は集落の一番奥にあります。
唐沢そば集落

大きな看板があるので間違わずに行くことができます。途中唐沢川を渡ってすぐ元旅館の水舎の建物へ。建物の下が第2駐車場です。P1100212d.JPG

第2駐車場の向かいには水舎が管理する弁天池という池があってここで獲れた鯉や虹鱒が料理で提供されています。有料ですが釣りもできます。(HPによれば明日4/20オープン)池の周りの桜は5分咲きでGW前半が見ごろになりそうです。弁天池

第一駐車場まで来ると店の玄関はすぐです。
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玄関を入ると廊下でスリッパに履き替えます。
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今日は一番客なので大広間の真ん中の一番後ろの席に坐ります。別のお客さんがいるとこんなアングルでは撮影できません。
水舎の大広間

山菜はまだ少ししか出ていないようです。余談ですが水舎のスタッフ(社長かも)には「長野県きのこ衛生指導員」の方がいて採ったキノコや山菜も鑑定してくれるようです。毒キノコや食べられる山菜かどうかを見分けてもらえるということですね。午後の空いた時間に行くといいでしょう。
水舎の山菜メニュー

山菜も入るというので、米油で揚げた天ぷら(580円)と十割蕎麦を注文します。
水舎の天ぷら

手前にあるのがゼンマイのような山菜コゴミです。食材に気を配っているお店なので、さすがに新鮮で美味しいです。全体にカラッと揚がっていてヘルシーな印象。ボリュームもあってこの値段なら満足できるものですね。
水舎の天ぷらアップ

十割蕎麦はやや色の濃い田舎蕎麦タイプです。僕には食べなれた美味しさがあります。他に粗挽きと更科系の吟そば、二八そばとラインナップが豊富な店ですね。何人で打っているのでしょう。最近は挽きぐるみ系は少々飽きがきて、更科系の美味しい蕎麦が好きになってきたので次回は吟そばを試して見ましょう。
水舎の十割蕎麦

たぶん十二時過ぎると込み合ってきますが、今日はゆったりと過ごすことができました。
水舎の料理

話は変わりますが水舎では山形村役場近くのミラフード館という建物で「そばカフェ水舎」を経営しています。ちょっと寄ってみるとこんなヘンテコリンな建物です。(何がミラなのか分かりませんが)
そばカフェ水舎

お店は外からも入れるのでカタチは関係ないですが、村内の方には唐沢まで行かなくてすむので便利かもしれません。
そばカフェ水舎

でも僕らはやっぱり唐沢まで行って食べるほうがよさそうですね。
そばカフェ水舎

今日も唐沢そば集落の近くの「竹田の里農産物直売所」に立ち寄りました。タラの芽やコシアブラはまだだそうです。山うどとキノコを買ったら松本一本葱を百円で山のように貰いました。そこで夕食に買ってきた食材に鶏肉も入れて酒のつまみを作ってみました。細かく切った山うどの苦味と松本一本葱の甘み、鶏肉の旨みにキノコの食感と異なる味の調和がポイントの料理です。ただフライパンで炒めて酒と醤油で味付けしただけですが(笑)。
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山菜もただ天ぷらにするだけではつまらないですね。それに普通の人が知らない山菜も沢山あるようです。今度は山菜取りに出かけてみましょう。この本が気になっています。

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[関連記事]

唐沢そば集落 その壱 からさわ亭

唐沢そば集落 その弐 地元で人気の根橋屋


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2013年04月19日

「そば処 せきや」で飲み放題の宴会

今日は松本駅から徒歩15分位のところにある「そば処 せきや」で宴会です。

そば処 せきや

場所は先日ご紹介した「そば処 井川城」の近くでユーイン井川城という9階建ての賃貸マンションの1階にあります。といってもテナントではなくマンションのオーナーが新築のときに設計に組み込んで造られたお店なので前庭もあって建物と調和した贅沢なつくりです。店前の駐車場も広々としています。

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「そば処」ではありますが、料理メニューも豊富で和食のレストランに近いコンセプトです。夜はさらに居酒屋といったほうが相応しいでしょう。行きつけの美容院の隣にあるので前から知っていた店ですが、蕎麦が旨いイメージは湧かなかったので初めての利用です。

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店内も広々していて少々アジアンテイストな内装です。アルバイトスタッフのTシャツも居酒屋風ですね。

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カウンターも厨房前にありますが一人客なら三角テーブルのほうが居心地が良さそう。ゆったりとしたテーブル席が4つと奥に個室もあるようです。

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夜の宴会には2名から注文できる3300円の飲み放題付きのコースがあるのが便利です。

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今日は3名なので、Dコース×2とCコース×1を注文して、まずは生ビールで乾杯。飲み放題のメニューは生ビールのほかハイボール類(トリス)、日本酒(大信州)、ワイン赤白、焼酎各種、サワー・酎ハイ各種、カクテル各種、ノンアル、ソフトドリンクが揃っています。

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お通しは鰯のマリネ。

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おつまみキャベツ。

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山賊焼もでました。信州福味鶏というJA長野のブランド鶏ですね。単品なら600円と手頃なメニューです。味が濃い目(旨み成分が多いらしいです)で美味しい鶏肉です。味付けは山賊焼の専門店に比べ控えめな印象です。

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こちらも福味鶏の焼き鳥。つくねが軟骨入りらしくて美味。

福味鶏の焼き鳥

ミルフィーユ豚の卵焼き。

福味鶏の焼き鳥

鶏もも肉のの柚子胡椒と梅肉のソース。この店は器が凝っていて高級感があります。

せきやの焼き鳥

せきやの焼き鳥

海老の塩焼き。これは他の2名に進呈。
海老の塩焼き

そして蕎麦。更科の十割蕎麦。極小盛りとありますが、まずまずの量です。

せきやの更科蕎麦

無茶苦茶美味しい蕎麦です。更科蕎麦にしては、蕎麦の風味が強く、喉越しもいい。十割独特の変な固さがないので食べやすいです。もし間違っていたら恐縮ですが、これは手打ち蕎麦ではないかもしれません。

せきやの更科そば

調べてみると店頭にもメニューにもHPにも「手打ち」の文字がどこにもないのです。井川城のおいしい湧水を打ち、茹で、締めで使用とHPにはあるので、チルド麺ではなく、そば打ち製麺機を使っている可能性が高いです。しかしながら味は下手な手打ちよりぜんぜんいいのは確かですね。

せきやの蕎麦湯

特に十割蕎麦は鮮度が命なので注文が入ってから作れば美味しい蕎麦ができるのは当然といえば当然です。手打ち職人は本当に頑張らないといけませんね。

それはともかく、蕎麦居酒屋としてはリーズナブルで充分楽しめました。

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